売り切れ
入荷待ちです。
画像は前回入荷の物です。
近い素材での製作になります。
国産アコーステックギターの最高峰として、70年代より君臨してきたDY-45!! 現在は資材確保が非常に困難なためハカランダに次ぐ高級素材、ホンジュラスローズウッドをサイドバックに採用したモデルとなっておりますが、存在感やサウンドは未だ健在です。表板に用いられるシトカスプルースは自然乾燥期間が長く、中でも選定士の判断の中でも最高級とされる、弾力に優れた特別な素材を使用しております。
●材質のカスタマイズ
ホンジュラスローズ→マダガスカルローズ
ナット幅42mm→43.5mm
ピックガード塩ビ→トーティスUSA
シトカスプルース→ベアクロウシトカ
ヘッド天神をインディアンローズからマダガスカルローズに変更
音の抜けの良さや鮮明繊細といったイメージのDY-45ですが、今回のカスタムは倍音が強い印象です。職人さん曰く、通常よりも幅のあるネックも図太いサウンドを作り出す要因となっているようです。
●ベアクロウシトカスプルース
アコギ業界では常識ですが、このての特殊な木目のスプルースは産地を問わず、大変高額になります。
一般的なスプルースのグレードはシーズニング期間と冬目の強さ、導管の配置などが重要視されますが、その条件に輪をかけて不可欠とされるのがこのベアクロウです。天然の力木といわれるほどこの樹木のつぶれ目は樹脂が固まりやすい場所で、非常に柔軟ながらも硬質なスプルースになるといわれています。最高級の音を作り出すにはまずこの表板が最重要課題。職人曰く8割がこれで決まるそうです。
●マダガスカルローズ
※標準スペックはホンジュラスローズとなります。
マガダスカルはアフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶ島国です。もともとブラジルと緯度が近いインドやアフリカ、ボリビアなどにはハカランダに似た種族のローズウッドが育ちやすいため、ハカランダの枯渇が問題になる前にブラジルからハカランダの苗木をマダガスカル島に植樹したものがマダガスカルローズだといわれています。成長の遅い土壌で育成するためハカランダよりも導管の詰まった材料が多く、部位によっては油分を多く含んだ重い材になるそうです。ハカランダの単板でのDYもご用意していますが、こちらは三桁を超えます。今やハカランダ同様にアコースティックギターには欠かせない特別な素材とされていますが、金額はハカランダの半額で手に入るというところも魅力です。2019年11月以降に一部ローズウッド系の素材の国際取引が解禁になってから、マダガスカルローズそのものが市場から消えたといわれています。今後ますます希少になる可能性のある素材です。
職人たちが1本1本を丁寧に仕上げるヤイリギターを、末永くご使用いただく為に新品のヤイリギターにはすべて「永久保証」が付属します。
◇ヤイリギターについて詳しく知りたい方は当店専門スタッフがお応えいたします。
お気軽にお問い合わせください。◇
【仕様】
・表板:ベアクロウ・シトカ・スプルース単板
・側板:マダガスカルローズ単板
・裏板:マダガスカルローズ単板
・ネック:マホガニー
・フィンガーボード:エボニー
・ブリッヂ:エボニー
・弦長:645mm
・ナット幅:43.5mm
・永久保証付き
・専用ハードケース付
ヤイリギターではセミオーダーや完全オーダーを1本単位で取り扱います。世界に1本だけの特別なギターを作ることができます。漠然としたアイデアしかない場合でも専門スタッフにご相談ください。
特注担当:直井
TEL 03-3293-7771
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